解答:A…優子、B…春菜、C…千恵、D…小夜子。



春菜の発言が正しいとすると、Aが千恵でCが春菜自身となる。また千恵がAなら、千恵の発言も真実となり、Dが小夜子となる。残ったBが優子となるが、これではDの小夜子が真実を言っていることになってしまう。このことから、春菜の発言は嘘であることがわかる。
したがって春菜はBかDとなるので、小夜子の発言と千恵の発言が同時に成り立たないことがわかる。もし小夜子が正しいとすれば、Bは優子で、Dが春菜、残るAとCのうちCが千恵でAが小夜子となるが、Cの人物は真実を述べるという命題からはずれてしまう。もし千恵が正しいとすれば、Dが小夜子で、Bが春菜となり、春菜の発言は嘘なので、Aは優子でCが千恵となり、矛盾が生じない。